千年の祈りを、
次の千年へ

御室金剛講より
御室金剛講は、金剛流御詠歌に
受け継がれてきた祈りの心と
お大師さまの御教えを大切に守り、
その響きを通して人々の心に
安らぎと気づきを届けることを
願い活動しております。
伝統を継承するだけでなく、
時代とともにその価値を見つめ
直しながら、御詠歌が持つ精神
文化としての意義を広く未来へ
つないでいくことを使命として
歩み続けております。

ご挨拶
御室金剛講総裁
ご挨拶
仁和寺には、金剛流御室金剛講というご詠歌講があり、講員の方々は金剛流の発展はもとより、自己の研鑽に日々努められています。
ご詠歌には、お大師さまの御教えを分かりやすく説かれた歌詞が多く、お唱えすると不思議と心が安らぐ、そんな力があるように思えます。
「~朝靄に利他の御心仰ぎつつ 仁和の祈り永久に伝えん~」
この詩は、現在、仁和寺第2番の御詠歌として、多くの講員にお唱えいただいております。
今より遙か遠き千百数十年前、宇多天皇様が仁和寺を開かれ、自らがお大師さまを尊崇され、仁和寺より人々の幸せを祈られました。境内に円堂を建立された時の願文には「私は仏の子となり、善を修し、利他を行ず」と示されています。
この仁和寺第2番の御詠歌には、開山宇多法皇の御心を我が心として、法燈を未来へ伝えたいと願う、私の思いを詠ませていただいた詩であります。
ご詠歌には、お大師様の御教えは勿論のこと、仏菩薩や祖師への思いを詩に乗せお唱えすることが出来る宗教音楽でもあります。
どうぞ一人でも多くの方にその魅力に触れていただき、御詠歌の世界に足を運んでいただきたく存じます。
御室金剛講総裁
総本山仁和寺第51世門跡
瀬川大秀 大僧正
御室金剛講本部長
ご挨拶
去る平成27年5月、高野山開創1200年記念大法会に於いて、仁和寺に伝承された「御室流(明音流)御詠歌」を金剛流へ奉納し、金剛流御室金剛講が創立されました。
この日を以て「御室流(明音流)御詠歌」は、流祖福嶋明音師の意志を継ぎ、新たに金剛流御詠歌として出発することとなりました。
金剛流の流祖、曽我部俊雄和尚は「御詠歌を奉唱することにより、祖師弘法大師を仰ぎ密教の根幹たる金剛界曼荼羅(仏菩薩の働き)供養の教えを学び体得する方便」として示されました。
また、流祖は「信修は讃歌の先、礼拝は供養の後」と説かれています。つまり御詠歌を唱える前に何事も信じて修する心を整え、佛を祈り礼拝することは、下座行の後にするという事です。そして、このみ教えを心得、御詠歌を唱えることが、金剛流御詠歌行者であると言われました。
金剛流御詠歌とは、流祖曽我部和尚が示された密教のみ教えを分かりやすく説き導く仏教音楽であります。
御室金剛講では一人でも多く、この仏教音楽である御詠歌に興味をもっていただく為、全国に24の支部を設置し支部長を中心に活動いただいております。
是非、皆さんも私どもと一緒に御詠歌をお唱えし、祖師また流祖のみ教えに触れて頂きたく存じます。
合掌
御室金剛講本部長
総本山仁和寺執行
橋本高諄

御詠歌教室のご案内
ご詠歌とは、五・七・五・七・七の和歌にメロディーを付けた仏教音楽のひとつで、平安時代の頃より寺院をお参りする際の巡礼歌としてお唱えされてきました。
お唱えする歌詞は、仏さまやお大師さまの教えをわかりやすく説いた歌になっており、今日では法事や葬儀の場においてもお唱えされております。
御室金剛講では、毎月第1日曜日にどなたでも参加できる御詠歌教室を開いています。
興味のある方は、仁和寺教学部までお気軽にお問合せください。
皆様からのお申込みをお待ちしております。
【お問合せ】真言宗御室派総本山 仁和寺 教学部教学課
TEL 075-461-1155
お問い合わせフォーム
御詠歌教室
・日時:毎月第1日曜日 午後1時30分~3時(途中休憩あり)
・場所:仁和寺 宗務所 2階会議室
・参加料:¥1,000円
金剛流御詠歌1日研修会
・日程:毎年4月下旬 予定
・場所:仁和寺 本坊
金剛流御詠歌講習会
・日程:毎年6月中旬と10月下旬 予定
・場所:仁和寺 本坊